ギャンブリングには常に政府の規制がついてまわります。現段階では、たいていのインターネット・ギャンブリングは規則化されていません。これにより、現在は、自由にインターネット・ギャンブリングが行われています。

いくつかの国では、オンライン・ギャンブリングを規則化、奨励しています。また、あるいくつかの国では、気にとめてもいません。アメリカのように、オンライン・ギャンブリングを廃止しようと試みている国々もあります。この二分法により、スポーツブックとカジノ・ビジネスは急激に反映し、成長することをたくさんの人が明記しています。インターネットの構造は世界を国境のない世界にして、他の国に存在するインターネット・マーケットを、一つの国、またはそれ以上の国が禁止することは , 不可能に近いです。唯一、全ての国で規制が設けられているのは、インターネットでの子供のポルノ写真を禁止するもののみです。

  • 1) オーストラリア:オーストラリアはオンライン・ゲーム・ビジネスを規制しています。この国は、 I - ゲーミングに関して、急成長を遂げている地域だといえます。1999年において、ほとんどのオーストラリア人は税金として、オンライン・カジノの賞金の50%を納めなければならなくなりました。このパーセンテージは、オーストラリア人は他の国に拠点を於くインターネット・カジノでプレイしていると政府が感づいたとき、クイーンズランドでは8%、タスマニアでは4%に削減されました。オーストラリアの様々な州政府では、オンライン・ギャンブルの成長を妨げようとする動きがありますが、いまだに成長しています。
  • 2000年12月7日に、オーストラリアの法律は、12ヶ月の禁止令を(オンライン・スポーツとオンライン競馬を除く)全てのオンライン・スポーツブックとカジノ・ライセンスに対して施行しました。このことは、同時に、新規のオペレーターがライセンスを申請・認可されることができないことも意味しました。(オンライン・スポーツとオンライン競馬を除く)インターネット・スポーツブックとカジノの業務は12ヶ月の間停止しなければなりませんでした。その禁止期間中、10万を越すオーストラリアのオンライン・ギャンブラーは、どこか他のインターネットサイトを探しまわることになりました。ほかの管轄区域は間違いなくこの行為によって、ギャンブルでの収入をあげているのです。しかし、オーストラリアはこの禁止令を廃止するかもしれません。オンライン・ギャンブルに関するオーストラリアの法律はシーソーのように禁止と容認の2つの規則をさまよってきたからです。

  • 2) 他の国や地域でオンラインギャンブルを規則化・黙認しているのは:ドイツ、スウェーデン、南アメリカ、東ヨーロッパ、アジア全般、ニュージーランド、メキシコ、ラテンアメリカ全般、カリブ全般、南アフリカ、いくつかのアフリカの国です。ウェブサイトはその国々での 法律・規制 を明らかにしている傾向にあります。
  • 3) イギリス: このウェブサイト作成の時点では、規則化を模索中です。イギリスでのインターネット上のスポーツ・ベッティングは膨大な数にのぼり、政府によって規制策がとられています。(ルパート・マードックのブリッティッシュ・スカイ・ブロードキャスティングを含む)大きな多国籍株式会社はインターネット・スポーツ・ベッティングに介入しています。
  • アメリカのの場合はどうでしょう?

    • 4) アメリカ:アメリカにおいて、 1960年のフェデラル・ワイヤー・アクト とよばれる法律があります。この法律はアメリカ人は電話回線上で、賭を行うことを禁じることを定めています。例えば、ラルフ・クレイドマンというニューヨークのブルックリンに住む人が、ラスベガスに電話して、スーパーボールのニューヨーク・ジャイアンツが勝つと賭をすることは違法なのです。彼は、自分自身の身体で、ラスベガスにいかなければ賭は合法にならないのです。この法律は、だれも、テクノロジーが進歩してインターネットのようなものが、存在する以前につくられたので、そこに問題があります。たくさんの人がしているように、アメリカ人がインターネットで現在、ギャンブルを行うことは、法の抜け道となっているのです。

      しかし、ライセンスなしで、アメリカでカジノを所有・運営することは違法です。 WIGC というニューヨーク州の会社は、アンティガ(カリブ)にカジノ・サーバーを所有しています。そして、そこからギャンブル・ビジネスを運営しているのです。1999年7月に、彼らは、 ニューヨーク州の裁判所によって有罪だとの判決が下りました 。裁判官は、カジノ・サーバーがどこにあろうか(たとえ火星であれ)、会社がアメリカ合衆国内(この場合ニューヨーク)にあれば、その会社と運営はその州の法律にしたがわなければなりません。2000年2月28日に、アンティガに拠点をおくオンライン・カジノとスポーツブックのオペレーターであるジェイ・コーヘンは、アメリカ人から賭を請け負ったことに対して、1960年のフェデラル・アクト・ローの違反から 有罪判決 を受けました。2000年8月9日、彼は、$5000の罰金と、 21ヶ月の禁固刑の判決 を言い渡されましたが、 現在は控訴したため係争中です。

      **この理由により、オンライン・ゲーム・カンパニーとそのサーバーは国外に拠点をおいています。たとえば、アンティガ、キュラソー、ドミニカ共和国、ヴェネズエラ、コスタリカ、などがその拠点地域です。**

      国外拠点の会社を始めるために、お勧めできる本は、リチャード・チャロウの 「タックス・ヘイヴン・ロードマップ」 をご推薦します。

    RECENT AND IMPORTANT DEVELOPMENTS

    2001 年一月に、ニュージャージー州議会下院議員のアンソニー・インプレヴェット氏( D-Secaucus NJ) とニール・コーヘン氏( D-Elizabeth NJ) は A-3150 という法案をニュージャージー州におけるオンライン・ギャンブル・ビジネスを規則化するために提出しました。もし法案が通り可決されれば、ニュージャージー州の住民ならばオンライン・カジノで賭を行い、アトランティックシティでのカジノ業務運営が可能になることになります。この議題は現在もっとも、論争中のもののひとつで、業界からは最も目を離せないものとなっております。 法案の全文をご覧になりたいかたはここを クリック してください。

    最近、上院議員のキル( R-Arizona) はS−629というインターネット上でのギャンブルを「禁止」する法案を提出しました。1999年12月に上院議会を通り、下院では現在のところ効力がありません。

    本質的には、その法案はインターネット上で、アメリカにおいてだれがどこでギャンブルを行おうが違法だということを提示しています。提案されている例外は競馬、州のロッタリー(宝くじ)、スポーツ・リーグがインターネットでのギャンブルとされています。刑罰に関して法案は、ギャンブラーは、所有するアカウントをインターネット・サービスプロバイダーから失うであろうと述べています(アメリカ・オンラインならば、そのアカウントを停止することになるのです)。しかし、インターネット・カジノを運営する会社や個人への懲罰は厳しく、禁固刑か罰金です。

    その法案は、多数の人々が、アメリカ立法部を通過しないだろうとにらんでいます。下院は近似した法案( HR3125) を提出しましたが、2000年7月17日には否決されました。それは、今となっては効力のない法案です。キル氏の法案は、多数の落ち度がありプライバシーと外交法を侵害しているので、可決されるかどうかは疑わしいものと言えます。両方の法案の大部分を成文したのは、インターネットについて詳しい知識のない年配議員なのです。

    また、この法案を、可決させようとする圧力団体の存在もあります。例えば、自分たちの利益に影響を与えているラスベガスはインターネット・ギャンブルに反対しています。ひょっとすると、可決するかもしれません。大統領は法案にサインするかもしれません。今現在は、2000年12月31日に先だったアメリカ下院議会に投票されなかったので、キル氏の法案は未解決のままです。もう一度、アメリカ上院議会に再提案されなければ、先送りになったままでしょう。くれぐれも、オンライン・ゲームビジネスを抑制しようとする多くの政治的圧力があることを忘れないで下さい。

    このビジネスを始める前にキル氏の法案を熟知しておく必要があるのは言うまでもありません。是非、ご覧になって、ご自身でご検討下さい。

    キル氏の法案の全文をご覧になりたいかたは、 クリック してください:アメリカにおけるオンライン・ギャンブルの禁止への提案された法律制定。 "By Bill Number" のS692に入り、 "Full Display" を選んで下さい。

    否決された下院法案の全文をご覧になりたい方は クリック してください:アメリカにおけるオンライン・ギャンブルの禁止への提案された法律制定。 "By Bill Number" のHR3125に入り、 "Full Display" を選んで下さい。

    アメリカ下院法案の全文をご覧になりたい方は クリック してください:「2000年の包括的インターネット・ギャンブル・禁止法案」、アメリカにおけるオンライン・ギャンブルの禁止への提案された法律制定。 "By Bill Number" のHR5020に入り、 "Full Display" を選んで下さい。

    2000年5月10日に、アメリカ下院におけるバンキング&フィナンシャル・サービス委員会は、 HR556 (インターネット・ギャンブリング・ファンド禁止条例)を提出しました。この法案は、いかなるカジノとスポーツブック・ビジネスへの支払いのプロセスと受領に関したフィナンシャル団体を違法にしようという意図でつくられたので、特に致命的で要注意です。クレジット・カード、ワイヤー・トランスファー、チェック、エレクトリック・ファンド・トランスファーを含みます。ギャンブルに関連した団体には刑罰として最高5年間の禁固刑が与えられます。

    このビジネスを始める前にこの法案を熟知しておく必要があるのは言うまでもありません。是非、ご覧になって、ご自身でご検討下さい。

    インターネット・ギャンブリング・ファンド禁止条例の全文をご覧になりたい方は クリック してください:アメリカにおけるオンライン・ギャンブルでのクレジットカードの使用禁止への提案された法律制定。 "By Bill Number" のHR4419に入り、 "Full Display" を選んで下さい。

    キル氏 の法案の実施力をあざ笑ういくらかの人間がいる一方、それを好む人もいます。奇妙にも、アメリカ司法局はこの法案は実施力がないとしています。外交上は、この法案は悪夢といえます。例えば、アンティガ・アイランドはインターネット上のギャンブルに関しては、アメリカの権力について従わない構えをみせています。アンティガの政策は、「わたしの国に、アメリカからインターネット賭博をなくせとはいわないでいただきたい。アメリカ人に私の国で、インターネット賭博をしないでくれといっていただきたい。」 最後に、 HR3125 法案の失敗とその事実について言及すると、キル氏の法案は、2000年12月31日以前に投票されなかったということは、この種の法案は可決されるために十分な票を得られないのではという、心理学的な可能性とその懸念をつくりだしているということが言えます。

    ナショナル・ギャンブリング・インパクト・スタディ 委員会の報告によって、上記の複数の法案は促され考案されました。他には、 インターナショナル・アソシエーション・オブ・ゲーミング・レギュレイターの報告書 を読んでおくべきです。

    しかしながら、キル氏の法案が制定されて、国外オンライン・カジノとスポーツブックへアメリカ国民が賭を続けたならば、 FBI が、国外でオンライン・カジノ・カンパニーの素因を検挙する必要はないといえます。このビジネスに関連する人々は誰でも、矢継ぎ早に、ギャンブルのコンヴェンションへ足を運ばねばならないでしょう。ラスベガス、ネバダのコンヴェンションが最大級のものだといえます。 FBI が、国外のオンライン・カジノ・カンパニーの素因を検挙するならば、彼らが逮捕されるのは、大抵、空港かコンヴェンションだといえます(ジェイ・コーヘンはアメリカの空港で逮捕されました)。

    アメリカの立法上のプロセスについて、あまりご存じでない方には、ロバート・B・ダヴ(アメリカ上院議員)の 「法の制定 Enactment of a Law 」 を高く推薦致します。その本は、以下に連邦政府法案がアメリカで提案され、投票によって可決されるかのプロセスを説明しています。また、アメリカ法がいかにつくられたかについては、 チャールズ・W・ジョンソン(アメリカ下院議員)の「アメリカ議会と上院の立法プロセス the entire US Congress and US Senate legislative process 」に詳しく説明されています。

    アメリカのオンライン・ギャンブリング・ローの報告は ADOBE の中に Adobe .PDF Format で納められています。インディアナ法律図書館大学

    アメリカのオンライン・ギャンブリング・ローに関する本は フェデラル・ギャンブリング・ロー1999年版 をごらんください。 著者多数

    この業界の最も推薦できる雑誌・ジャーナルは月2回発行され(ランド・ベースドとインターネットの法的問題の両方に関してカバーしている)ゲーミング・ロー・レビューをお勧めします。 Gaming Law Review

    会議と展示会のリストについては、 コンファレンス&エキスポジション のセクションをご覧下さい。 合法的なセミナーと口論会は常にそこにリストアップされています。

    オンライン・ギャンブルの様々な問題に関しては、合法的なエキスパートに相談するのが最も手早いといえます。 インフォメーション Cole, Raywid & Braverman, L.L.P.  はアメリカでのオンライン・ギャンブルの法律に関するより多くの情報をもっており、その分野で経験のある会社です。

    また、以下の個人達はオンライン・カジノとスポーツブックの合法的分野でのエキスパートとして知られています。

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